春の嵐

昨日の風と時折降る雨の強さに若い頃の記憶がよみがえる。
この時期はこのように強い風吹く、この連休に合わすように・・・・・。40年も前の話だが
山岳遭難が全国的に発生、自分も後立山連峰の「五竜」を目指していた。悪天候であえなく撤退。この撤退が好判断だった。
久しぶりのお出かけでゆっくり時間を取って、徒歩で行けるところまでいこうと烏丸通りを南下、「こんな所にお寿司屋さん、こんな所に古書屋さん」とけっっこう面白かった。
いつもなら車で素通りなのだが、歩くのもいいもんだ。
極めつけは手作りのノート屋さん、これは良かった。感心した。ものに対して温度を感じると言うことはなかったが、本当に暖かみを感じ愛おしくなった。
こんなノートなら、何を書くのか随分迷うであろうし、一字づつ丁寧に書くだろうと思った。
「完成度の高い手作りの時代が来る」と感じている。それはもう始まっているようだ。
京都の桜も始まった。