企画とデザイン

私は、新しいものを作り出す仕事をしている。
決して「刺繍」だけをしているのではない。
そしてそれは美しいものでなければならない。
デザインと色 店頭に並ぶまでの総合的な企画が非常に重要だ

デザインも企画もなかば「同意語」であると思っている、
イメージとしてどれだけふくらますことが出来るか、
幾つのパターンをイメージできたか、
形にして色が着けられたか。
このように紙の上に置き換えるまでに
頭の中ではぐるぐる巻きになっている。

そこで一番気にしているのが「自由と健康」だ
言い換えれば、こだわらない事、体調は爽やかであること。
この歳になってやっと、たいがいのことは笑い飛ばしたり、
関わらなかったり、
そんなこともあるわな〜
でかたづけてしまえるようになった。

ときどきそうもいかないときがあるけど・・・・・
こだわったものつくりをうたい文句にしている人いるが、
そんなものはその人の自己満足だろうと思っている。
なぜなら、デザインと企画を優先させれば「こだわり」は邪魔になるからだ。
消費者はそのこだわりを求めているのか問うてみることだ。
ついでに言っとこ。
「手作り」をやたら強調する所があるが、
足では作れないのだからそんなこと当たり前で、
そんなに手作り手作り言わなくても良い

秋元康さんの「ヒットを生み出す企画力」を読んでいる。
分かりやすい例えが引用されていておもしろい。