京に生きる 琳派の美 

と いう 展覧会がありまして 知り合いも選抜 されているようで
お天気もメッチャいいので また 自転車で 京都府文化博物館 までいってきたのです。

風が心地よくて気持ちよかったです。



日本画と工芸 現代作家 200人の選抜でした。

琳派400年 」と言うことで 至る所で この種の冠を付けた 
展覧会があるようです。


日本画と工芸」の抱き合わせはどうかなと思いながらも
多少の興味もあってでかけたのですが、大したことはなかったです。



と いうと身もふたもないわけですが、「好きなものあげると いわれたらどれにする」

と そんな思いで展覧会はいつも 見ているのですが 

そうですね  一点だけ オオ〜ッ!! と言うのがありました。

これなら 貰ってもいいかなー  というのがです。







ここの作品に作者のコメントが添付されていまして、唯一文字で表現されている部分でありますので

分かりやすく考えさせられた部分です。




一応に 1000年の大和絵の伝統と琳派と言われる人々の偉業を賞賛し、
現在に伝わっている自分との関係を大きく意識しているコメントでしたが



中に 「琳派を意識して作画したことは一度もありません」 岩倉 壽さん  思わず 唸りました!


機会があればお目にかかりたい。




それと 上村淳之さんはこのように言っておられました。



 「・・・・・安土桃山時代にあれほどの展開を見せた琳派が批判されたのは、様式に偏り実在感喪失、希薄
  にしていった結果であったとおもいます」と。




このような一文に心を動かされたので図録になら全部載っているので
 図録も欲しかったのですが 2000円もするし入場料が800円もしたし
図録は重たいし やっぱし買うのはやめたのです。


日展院展も見に行くとフラフラになってドット疲れるのですが

今回は案外平気でした。




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