元気な人に会った。

40台前半だろうか、呉服関係の男性がはるばる尋ねてきてくれた。
夢を持って生き生きと仕事をしている。着物関係で廃業、転職の話をよく聞くが、こうして新しく参入して、成功を収めているひともいる。きもの業界の将来に希望を持てないと言う人も居るが決してそうではない。今の状況も大変だが60年前の戦中戦後はもっと大変だったに違いない、いつの世も必要でないものは無くなり、必要とされるものが生まれてくる。「倒れるときも前向きに倒れたいのです。」こんな台詞は久しぶりにきいたし、自分も若いころよく言った。聞きながらどこか懐かしくこそばかった。
自分の周りは元気な人ばかり、塩野屋服部さんは愛媛の養蚕農家と打ち合わせのため出張。