４８人も集まった。みんな元気で、それなりに年を重ねて良い感じになっていました。幸せそうでした。それは当たり前かも、この場に出てこれらること、そのものが幸せの証でもあるのだから。１クラス５０人から５２人、４クラスで２０３人 物故者１７人住所不明で連絡がつかない人７４名。このうち２名は帰国事業で北朝鮮へ行ったきり。
なかなか思い出せなかったが、じっと顔を見ながら時間をかけると記憶がよみがえり、小学校６年生に戻っていく。
金の卵と言われて入社して、企業戦士、とか猛烈社員と言われて休みもなく、働き続け戦後の日本経済の中心にいたものたち、窓際族とか揺れ落ち葉ともいわれ、臭いとか、遅れてるとか、散々嫌みを言われてやっと定年、今度は生ゴミとか粗大ゴミとか邪魔者扱い。そんな人生だったが、「戦争」が無かったのが一番良かった。それに言いたいことは言いやりたいことはやってきた、この人生、不足無しと言う顔をしていた。
昭和３３年卒業 朱雀第一小学校同窓会
