運動

小さい頃は京都の街の中だったから、職人さんの街でもありました。畳屋さん、指物屋さん、染織関係も沢山いました。
近くには銭湯があって夜遅くまで賑わっていました。
たいがい終い湯に近い時間に「風呂いってくる」と出て行くのです。見慣れたおっちゃんや、お兄ちゃんがいっぱ居るのですが、なかには年老いたおじいちゃんが居ます。いかにも年季の入った職人さんです。みれば分かります。身体は前屈みに変形し、足のくるぶしは座りだこ、おしりは黒く変色しています。
1日と15日の休み、仕事時間は12時間から15時間、数日の休みは盆と正月、家族のために身を粉にしての座り仕事。
体つきを見ただけでわかります。
15,6歳の頃このような「職人」にはならないぞと決めた。
トラウマになって残っている。
だから散歩にいったり、食べることに気を遣っている。
あんまり効果はないが・・・・