21中って?

と。質問がきました。
勉強不足で申し訳ないのですが、私も詳しくは分かりません。
このようなときネットは大変便利です。
色々なサイトを覗きながら聞きかじりの知識を摺り合わせました。
デニールは糸の太さの単位なんです。
0、005gで450mあれば1デニールなんです。
蚕がはく糸の太さは2、8〜3デニールなんです。
自然のものですから太さは均一ではないのです
21デニールの糸を作ろうと思うと、蚕がはいた糸7〜8本
をまとめて1本にしながら巻き取っていくのです。
天然のものですから多少、太いところや細いところがあります。
20デニールのとこや22デニールのころもあります。
だけどだいたい21デニールです。
中を取って21デニール  
「21中」と呼んでいるようです。
「だいたい21デニールです」と言う意味です。



これを12本合わせて1本の刺繍糸にします。
84頭〜96頭の蚕がはく糸で1本の刺繍糸が出来ています。
(蚕は家畜と言う扱いですので「頭」で呼びます)
12ですから2でも3でも4でも割ることが出来ます。
あんまり細い糸は使いませんが・・・・・

ちなみに
デニール」という単位は、
東洋の絹がローマのデナリウス銀貨の重さで取引されていたことに由来するそうです。


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