花柄の帯び

この1週間ほど新しい帯の
デザインに没頭している。

ジオメトリックパターンに
集中していた時もあったが、
同じ所にじっとしていられない
性格だからこれも仕方がない。

おおかた春と秋の花にになるのだが、
問題は構図だ。

描けるときは様々なアイデアが浮かんで来る。
描けない時はなけなしの
マヨネーズを絞り出すようにのたうち回る。
それでも描けない。

新しい物を作りたい、
そう思うとやはりデザイン
が新しくなければならない。
いままで誰も見たことがないもの。
それを提案したい。

だからますます描けない。
しかしここが一番美味しいところ。

連続模様も好んで描いたときがあるが、
織物と違って全て手作業だから同じ大きさ、
同じ形の連続はやめた。

先ず必要がない。
この手法は織りの方にお任せしよう。

1週間もデザインをしているとそろそろ限界になる。
幽体離脱を起こしそうになるのだ。
ボチボチ危険！。

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