古事記への旅 淡路島

その神は、断崖絶壁がそそり立つ海岸線に
天をも貫く様相で鎮座。




参拝者のために勾配はきついが、道は整備されていた。

その道の中ほどにスイカズラの花を見つける。



スイカズラは、冬でも葉を落とさず頑張っているので
「忍冬(ニンドウ)」とも呼ばれる。本州の山野によく見られる蔓性の木(カズラ)である。
スイカズラの名の由来は、花に貯まった密を吸うと甘いからだとも、花弁の形が、
ものを吸い込む時の唇の形に似ているためだとも言われる。
5月から6月にかけて、2つずつが対になった白い花を付け、夏の終わりには、
2つの赤い実が並んで付いているのが見られる。


この花をモチーフに、唐草にすれば下記のようになる。
詳しくは知らないが幾つも国を通過して
日本にたどり着きこのような唐草紋になった。




均整忍冬唐草軒平瓦(法隆寺白鳳時代
ここから拝借↓
http://www.kurokawa-institute.or.jp/saku6.html


5月の旅の一コマである。



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